賃貸物件 初期費用 計算 シミュレーション


賃貸契約をする時の初期費用とは?


賃貸物件を契約する時に、初期費用が必ず発生します。

初期費用には敷金や礼金、鍵交換代や仲介手数料、初回の家賃等が含まれます。

物件によって初期費用は様々ですが、安いと10万円代からファミリー物件や高額物件なると、50万円、60万円以上掛かる

物件もあります。初期費用が用意できないと賃貸の契約はできません。

賃貸物件を契約する前に大体どれくらい必要か事前に、計算して準備しておきましょう。


敷金

家賃滞納や退去時の現状回復費用に充てられます。

退去時にお部屋の破損や汚損が特になければ、一部もしくは全額返ってくる場合があります。

最近は敷金をもらうところが減っています。その代わり初期費用にルームクリーニング代が

発生する傾向です。


礼金

礼金とは、賃貸の契約時に、オーナー様に初回時のみ支払われるお金です。

オーナー様に対してお部屋を貸してくれるお礼のお金で、礼金は戻ってこないお金です。

一人暮らし用の賃貸マンションより、ファミリー向けの賃貸マンション・賃貸戸建の方が高い傾向にあります。


前家賃

毎月の家賃の支払いは基本的に、前払いとなります。

例えば、12月1日から入居する場合、11月下旬までに契約する必要がありますが、その時に初期費用と合わせて、

12月分を先に支払います。一般的には、日割り家賃と1ヶ月分の家賃を合わせて金額を初回時に支払うことが多いです。


仲介手数料

家賃の半月分から1カ月+消費税が目安です。

不動産会社に支払うお金です。


家賃保証料

家賃保証会社に支払うお金になります。

今の賃貸物件のほぼ100%の物件で必要になり、万が一家賃を滞納した時に

保証会社が代わりに立て替えたりしてくれます。

またこの保証会社が入居時の審査をしたり、毎月の家賃の支払い先になる場合もあります。

保証会社に滞納が続いたりすると、次に物件を借りる時に、入居時の審査に影響が出たりするので、

家賃滞納はくれぐれも気をつけなければいけません。


火災保険

火災保険会社に支払うお金になります。

今の賃貸物件のほぼ100%の物件で必要になり、万が一火災が起きた時に

補償される場合があります。加入時の金額によって、補償額が変わります。

2年で15,000円〜20,000円が相場です。

ネットの火災保険会社に申し込みすることで少し費用を抑えられる場合がありますが、

オーナーや管理会社指定の場合もあります。


鍵交換代

こちらは物件により、必要な場合と不要な場合がありますが、

12,000円から30,000円ぐらいまでが相場です。


その他費用

物件によって必要な初期費用や月々の費用などがあります。

・自転車駐輪代 無料のところから月に300円掛かるところもあります。

・町会費 毎月100円徴収されるところがあります。

・消臭抗菌加工 初回時に10,000円ほど掛かる物件があります。

・24時間サポート 物件によって300円から1,000円かかるところがあります。


賃貸マンション初期費用合計額の例 1K 家賃60,000円、管理費5,000円の場合

・礼金:家賃の1カ月分 60,000円

・前家賃:翌月家賃の1カ月分+入居付きの日割り家賃15日分 60,000円+15日分の30,000円

・管理費:翌月管理費の1カ月分+入居付きの日割り管理費15日分 5,000円+15日分の2,500円

・仲介手数料:家賃の半月分+消費税 33,000円

・火災保険料:単身の場合、約15,000円/2年毎

・家賃保証料:家賃と管理費を合わせて金額の約50% 32,500円

・鍵交換代:22,000円

・退去時のハウスクリーニング代入居時預かりの場合 33,000円

・初期費用合計:293,000円



賃貸物件の初期費用計算ツール



賃貸物件の申し込みから契約の流れについて

インターネットかお店にと合わせてお部屋探し 物件の見学

物件の申し込み。
家賃保証会社とオーナー審査。

審査通過。

契約書発行•必要書類の用意。

重要事項説明と契約。

初期費用支払い。

入居日に鍵受け取り。